母の病気が悪化したのをきっかけに、我が家の墓について、あれこれ取り掛かる機会が増えた。

存命のうちに、母が入るためのお墓を契約して、現在家族が入っている墓の中の遺骨を、永久供養にしよう、ということになった。

私には子供がいないので、墓の中の遺骨はいずれ無縁仏になってしまう。
現在家族が入っている墓のある霊園は、車のない身分ではとても遠くて、私が年をとってからは墓参もままならないと思われる。
母も家族も永久供養墓にしなくてはならない。

まずは霊園に相談して、遺骨を合祀の永久供養墓に移すことにした。
つぎにいくつか資料を取り寄せて、母のための永久供養墓や納骨堂にそれぞれ見学に行ってみた。

もちろんお寺によって値段に安い高いの違いはあるが、どんなに安く済ませようとしても、百万円くらいはかかる。
本当にお金のかかる問題だ。

そのうえ、疎遠になった親戚に、あとから難癖をつけられるようになったりしないか不安だ。

連絡が取れなくなってしまったので仕方のないことではあったが、母が独断で行うことでもあるので、万が一でも訴えられたりしたら困る。

いつか自分も死ぬのだから、やはり関心はある。
かといって家族が死んだときのことを考えるのは楽しいことではないので、気が重い。
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